転売は突然やめると「在庫地獄」になる
特にAmazon転売は、超危険です。
なぜか?どうしてなのか?
例えば、あなたが駄菓子屋さんを営んでいると想像してみてください。
店舗を閉鎖したら、店が潰れたら残った商品はどうしますか?
それがAmazonでは、アカウンがBAN(規制)された状態ということです。
長期間放置すれば、腐ってしまう商品もあるかもしれません。
また、腐らなくても賞味期限が来てしまう商品もあるでしょう。
さらに、人気だった商品も「人気」という賞味期限が切れれば、売れなくなります。
引き取り手すらいなくなる可能性もあります。
つまり在庫地獄という状況を作り出すことになるのです。
FBAの落とし穴|在庫が見えなくなる
AmazonのFBAは、注文が入ると自動で発送してくれます。
そのため、自分の在庫量を目視で確認することができません。
つまり、自分がどれだけ在庫を抱えているのか、把握しづらいのです。
しっかり在庫管理をしていないと、「在庫の総額すら分かっていない」という人も少なくありません。
本、おもちゃ、家電製品、美容商材、靴、ブランド品など…。
FBAは、セラーが仕入れて送った商品を保管し、管理してくれる仕組みです。
アカウント停止=一気に現実が押し寄せる
では、それを突然やめたらどうなるのか?
もしくは、突然アカウントが停止されたら?
考えたことはありますか?
アカウント停止であれば、まだ復活の可能性があります。実際、アカウント復活を代行するビジネスも存在します。
しかし、アカウント凍結・剥奪(通称アカBAN)になると最悪です。その後に来るのは、在庫の山、在庫地獄です。
実際に起きた在庫地獄
まず、出品している商品をすべて返送してもらう必要があります。
私の場合、多いときで登録商品は約400〜500アイテムありました。
・売上:月130〜150万円
・最高売上:約300万円
・利益率:平均28〜30%
一見良いように見えますが、利益の中から以下の経費を見なければなりません。交通費・FBA送料・梱包資材などの経費が必要です。
過去の販売アイテムは、FBA在庫ページで10ページ以上。
返品時は、約250点が一気に戻ってきました。
段ボールは180サイズで8箱。
部屋は完全に倉庫状態です。
小物だったからまだマシだった
唯一の救いは、小物中心だったことです。
もしこれが家電などの大型商品だったら、部屋は完全に崩壊していたと思います。
それでも、4.5畳の部屋が1つ埋まってしまいました。
返金まで半年かかる現実
返品処理がすべて終わるまで、約半年かかりました。
途中、4〜5ヶ月ほど経った頃、ようやく振込がありました。しかし、その時にはすでに遅しクレジットカードの支払は止まっていました。
当然クレジットカードは、止まりますし以後利用不可になってしまいます。その時点で、FBA会員を完全に解約しました。
Amazonはセラーより「顧客優先」
Amazonという会社は、セラーよりも顧客を最優先します。
返品はかなり簡単に受け付けられます。
(※これは10年ほど前の話なので、現在は多少変わっている可能性があります)
更に気をつけなければならないの顧客(ライバル)からの嫌がらせです。
顧客から、コレ偽物じゃないなどとクレームを付けられると即アカウント停止。なんて言うことに、なります。
偽物ではない、証拠は販売者側にあります。しっかり証明できないとアカBANの可能性が高くなります。
理不尽な返品①|コーヒーメーカー
以前、コーヒーメーカーを販売したときのことです。
保温ポット付きの製品で、フィルターをセットして抽出するタイプでした。
返品理由はこうです。
「コーヒーが漏れる」
しかし、自宅で確認すると全く問題なし。
ところが、1週間後に同じ購入者から再び返品。コメントにはこう書かれていました。
「2台も続けて同じ現象。運が悪かったのか…」
正直、説明書を読んだのか疑問でした。
原因は単純だった
調べた結果、原因は明確でした。
ホルダーを10度ほど回して固定する必要があるのに、ただ置いただけで使っていたのです。
その結果、隙間からコーヒーが漏れていたというだけでした。もちろん、説明書にはきちんと記載されています。
その後どうしたか
その商品はメルカリで中古販売しました。
購入者からのクレームは一切なし。現在も問題なく使われています。
理不尽な返品②|トースター
新品のトースターを販売したときの話です。
返品された商品を見て驚きました。
・なぜか使用感がある
・箱が別商品のものにすり替わっている
明らかにおかしい内容です。
Amazonの対応と現実
Amazonに申告すれば、最低でも半額は保証されるケースです。
しかし、正直言って対応する気力が湧きませんでした。常識のない相手に時間を使う方が無駄だと感じたのです。
結果的には回収できた
その商品はメルカリで「ほぼ新品」として出品。即売れしました。
結果的に、半分以上は回収できました。
しかし、仕入原価か見れば当然赤字です
すり替え返品には要注意
現在のAmazonでは、ブランド品やメーカー品の規制が厳しくなっています。
規約変更の中で、「仕入先の請求書・領収書の提出」が求められることもあります。
高額商品は特に危険
高額商品は、すり替えリスクが非常に高いです。
一度商品を注文して似たような商品とすり替えて返品する。と言う手法です。
これをやられると、その証拠を証明しなければならないのは出品者です。
すり替えられた事をAmazonに証明しなければ出品者泣き寝入りです。
対策としては、
・独自タグを付ける
・出品前に写真を撮る
この2つは必須です。
上記の2つがなければ、手の打ちようが有りません。
水掛け論で終わってしまいます。
怪しい激安商品にも注意
最近、明らかに安すぎる商品を見かけることがあります。
実際に購入すると、粗悪品や偽物であるケースもあります。
特に海外セラー(中国系が多い)からの購入には注意が必要です。
Amazon販売のメリット・デメリット
メリット
① 圧倒的な集客力
すでに「買う気のある人」が集まっている
👉 初心者でも売れやすい最大の理由
② 信頼性が高い
Amazonブランドで購入ハードルが低い
③ FBAで物流を丸投げできる
保管・発送・顧客対応まで代行
④ 小資金でも始められる
数万円からスタート可能
⑤ 商品ジャンルが無限
どんなジャンルでも扱える
⑥ 海外販売も可能
オーストラリアやアメリカなどに販路を広げられる
デメリット
① 手数料が高い
利益を大きく圧迫する
② 規約が厳しい
違反=即停止のリスク
③ 価格競争が激しい
利益が削られやすい
④ 在庫リスク
売れ残り・保管料
⑤ プラットフォーム依存
アカウント停止=収入ゼロ
まとめ
Amazon転売は、確かに稼げます。
しかし同時に、一歩間違えれば一瞬で崩壊するビジネスです。
特に、
・在庫管理
・規約理解
・リスク対策
この3つを軽視すると、簡単に「在庫地獄」に陥ります。
知らなかったでは済まされません。
これから始める方は、必ずこの現実を理解した上で取り組んでください。
これから始めるならコレ!という商品のアイデアがあります。
もし興味が湧いたら、お気軽にご連絡下さい。
費用かかりますなんて、そんなケチなことは言いません。


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